※この記事は「なちゅあ Advent Calendar 2023」の投稿記事です。※
覚えてないです。
どうも、△Natua♪▽です。
※先に行っておくと、そのような発言にお気持ち表明をしたいとかそういうわけじゃなくて、純粋に音ゲー記事として「どうしてそう勘違いされるのか」「実際どうなのか」をまとめたいだけです!悪意はマジでないです。ご理解ください。
どうしてこのような誤解が起こるのか?
ポイントは以下の通りです。
一般人からみて……
- 音ゲーマーの画面のノーツ(オブジェ)の流れるスピードが速すぎる。
- ノーツ(オブジェ)の配置が複雑すぎる。
- 操作も素早く、まるで知っていたかのようにスムーズにプレイが進むように見える。
- ゲームによっては半分くらい画面を隠している。
- 画面隠しプレイなどの動画を見たことがある。
これらのポイントから、「音ゲーマーって全部覚えてるんだ」ってなるのは別にわからんでもないです。
実際覚えてるの?
覚えてないです。
正確には、一般人が想像するような覚え方ではないです。
というのも、音ゲーマーが覚えているのは「譜面の大まかな流れ」「曲のリズム」「見えた配置に対する対処法データベース」くらいの大雑把なもので、1ノーツ1ノーツの場所とタイミングを覚えているわけではありません。
難所などでは配置や運指を叩き込むこともありますが、基本的に大きな流れ以外は覚えず、見てから(判断して)操作してることがほとんどです。
むしろ、「画面のどこを見るか」「どういう意識で見るか」といった"認識"は音ゲーにおいてかなり重要な概念です。
某音ゲーディレクターさんの例をお借りするのですが、音ゲーは「歴史上の人物や出来事・起きた年を覚える楽しさ」ではなく、「公式を覚えて数学の問題を解く楽しさ」に近いです。
質問コーナー
Q. ノーツ流れるスピード速すぎない?ホントに見えるの?やっぱり覚えてるでしょ?
A. 見やすい速度に設定しています。
大半の音ゲーではスクロールスピード(ハイスピード・ノーツスピード)は自分で調整できます。
あの速度が見やすいんです。
速度を上げるとノーツ間の距離が広がり認識しやすくなったり、表示時間をコントロールできて嬉しいです。
Q. たまに画面を半分くらい隠してる人いるけど何?縛りプレイ?
A. 実は隠したほうが見やすいんです。
画面を半分くらい隠している人は、隠している部分は別に見なくてもプレイできます。見えている範囲だけでちゃんとプレイできる人です。
なので、見なくても問題ない範囲は隠して情報量を少なくしています。
上2つの質問については、こちらの動画でめっちゃわかりやすく解説されています。是非!
Q. ノーツの配置複雑すぎない?見てわかるわけないよ、やっぱり覚えてるでしょ?
A. 特殊な訓練を積んでいるので、だいたい見てわかります。
見えないところは覚えたりすることも(ゲームによっては)ありますが、見てわかるように育っています。すごいね。
Q. でも画面完全に隠してプレイしてる動画見たことあるよ?
A. あれはパフォーマンスです。
言葉を選ばずに言うとああいうことしてる人は変態なので、我々音ゲーマーの中でも異質の存在です。
自分も過去に、太鼓の達人でよんばいドロンフルコンしたり、CHUNITHMのスピードSONIC称号を取ったことがありますが、普段と使う脳の部分が全然違います。
結論
別に全部覚えてない!!!
全部覚えられるなら英単語もっと知ってるよ~~マジで英単語覚えられんたすけて