△Natua♪▽のひとりごとブログ

書きたいことを書き連ねるだけ。

ブログ記事(特に解説系)を書くときに気をつけていること

※この記事は「なちゅあ Advent Calendar 2023」の投稿記事です。※

 

どうも、△Natua♪▽です。

個人アドカレの記念すべき第一記事ということで、「解説系の記事を書くときに気をつけていること」をまとめたいと思います。

 

京音ブログのほうでCHUNITHMの判定解説仕様15選弐寺システム解説あたりを書いてきて、だいたい気をつけることが確立されてきたので、自分で振り返る意味も込めて書いてみます。

今回は、このブログの記事であるオンゲキキャラゲー解説の記事を見ながらすすめていきます。↓↓↓

natua.hatenadiary.jp

 

 

1. 冒頭に概要と対象ユーザーを書く

このへん

この記事で「何を解説するのか」「誰向けの解説か」を明確にします。

 

ユーザーをはっきりさせることで、こちらが想定していないユーザーが読んで変なことになるのを防ぎます。

例では、「すでにBP勢であるようなガチ勢向けではなく初心者向けだよ」「初心者向けだからこそ表現が厳密性に欠けるかもよ」という記述をすることで、勘違いされるのを防いでいます。また、対象をより明確化&共感して興味を持ってもらうために、その前にストーリーを入れています。

 

2. 記事全体の流れを示す(目次)

はてなブログでは目次が一瞬で作れる

全体の構成を書くことで、どういう順序で解説が進むのか、求める情報はどこにあるのかを把握させます。

読者に記事内のマップを作らせることで、全体の流れがわからなくなってだらーっとしちゃったり、欲しい情報がいつ出てくるのかわからないみたいなことを防止します。

 

3. 適切に見出しをつける

見出しのデザインそろそろ変えたい

目次にも関わりますが、見出しはめちゃめちゃ重要です。

 

情報に区切りがつくので、読者に区切りが伝わりますし、セクション内で何が解説されているのかに意識がいきます。

また、適切にレベル分けすることも大切です。はてなブログでは大中小3つのレベルの見出しがあります。情報を段階的に分類することで、より自分がいる位置を明確にできます。ただ、細かすぎてもあんまり良くないと思うので、そのへんはいい感じにします()

 

あと、できれば見出し番号はあったほうがいいですね。

1. 大見出し → 1-1. 小見出し 1-2. 小見出し

でも良いですし、オンゲキの記事みたいに

第一章 大見出し → 1. 小見出し 2. 小見出し

でもいいです。短い記事は前者のほうがいいですかね。

 

第一章(数字が漢数字)なのに次は第2章(数字が算用数字)とかは絶対にやめたほうが良いです。美しくない!

ちなみに、自分は数字の見出し番号のあとはピリオド+半角スペースのあと見出し名のスタイルです。昔X(旧Twitter)でなんか「半角スペースいちいち入れろとかウザ!別にいいでしょ!」みたいなポスト(ツイート)を見たことがありますが、役割を区切るために入れたほうが良いと思います。あと見出し名の冒頭が数字だと頭バグるので。

 

補足として、自分はどの見出しにも属さない場所は作らないようにしています。見出しをただの目印として使うというわけではなくて、記事の区切りの先頭として使う感じです。ただし冒頭の文章は例外です。

 

4. 情報に優先度を付ける・重要点を強調する

わかりやすい例が少なかった

通常の文字でずーーーーっと文を書いていても、どこが重要なのかわからずつい流し読みしてしまいます。

アクセントが入っていれば、「そこが重要なんだな」ということがわかりますし、普通の文字で読み飛ばしていたことを復習させることもできます。

情報の優先順位付けはデザインの基本の1つです。

 

ですが、むやみやたらに強調すればいいというわけではありません。

むやみやたらに強調すると、どこが重要なのか逆にわかりにくくなりますし、読者が「この強調って別に意味ないんだな」って勘違いする原因にもなります。*1

強調する重要度の基準をなんとなく設けましょう。

 

 

また、強調レベルのベクトルは1つであったほうがいいです。もっと具体的に言えば、色を使いすぎないほうが良いです。

というか基本的に、普通の文字・太字・アクセントカラーの3段階で足ります。

カラフルにしすぎるとかえって情報量が増えます。多い情報を見やすくするためのアクセントなのに逆効果です。

 

例外として、例えば譜面の難易度やスキルカラーとかは色をつけることもあります。こちらは強調のためではなくて、すでにある分類に則ったものですね。

一覧で色を付けても、通常の文中でも色を付けるかは考えた方がいいです。例の記事では、通常の文中では色付けをしていません。

 

 

他に優先度付けできるものとしては、脚注*2←これとか、アコーディオン(折りたたみ)なんかがありますね。脚注は厳密さを上げるために使ったり、アコーディオンはよりマニアックな情報を書くときに使ったりします。

ちなみにアコーディオンはこうすれば出せます。

タイトル

中身

HTMLのお勉強

 

5. 書く順番を調整する

何かを教えるときの「順番」は、わかりやすさに直結する要素の1つです。

どういう順番で書くとわかりやすいかはかなり意識しています。

 

説明する概念が複雑だとしても、文章で教えられる順番は一次元です。必要に応じて「あとで説明します」「一旦飛ばします」「折りたたみにします」のような手段を使うことも検討します。

 

6. 定期的に画像を挿入する

こことか

画像はわかりやすいのはもちろんそうなので「わかりやすい画像を挿入しよう!」はまあいいんですけど、画像の役割はそれだけじゃありません。

画像は休憩時間になります。

 

例えば上の場面で、正直この画像は要りません。文章で説明しきれていますし、画像によって増える情報もあんまりありません。

ですが、人間ずっと文を読み続けるのは疲れます。それもゲームの解説記事なんて読まなくても死なないので(教科書やテキストはがんばって読んでください)、疲れさせたらかわいそうです。画像を入れることで「文を読まなくて良い時間」を作れます。

 

7. 改行・区切りを適度な量挿入する

本来は手書きじゃなくてちゃんと編集したほうがいいらしい

僕の記事を読んだ方で気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、めっちゃ改行を入れます。

 

↑ほら入れた。改行(空行)は区切りとしてかなり優秀です。無意識に感じさせることができますし。

また、私は改行幅にも意味を持たせています。段落同士の行間(画像の☆のとこ)・空行1行・空行2行をいい具合に使って情報を区切っています。話題がどれくらい変わるか・前の情報とどれほど関係ないかなどを考慮していい感じに入れてます。

 

他には、「見出しの前にn行空行を入れる」みたいなルールを設けて間隔を調整しています。nはだいたい1か2です。長い記事だと2が多いですかね。

1つの記事内でnがバラバラだと意味がないので、絶対に統一しています。公開前にチェックする項目の1つです。

 

 

さらに長い記事だと、別の意味をもった区切りが必要になることもあります。オンゲキの記事なんかは特にそうで、1つの小見出し内で話題を明確に区切るためのものが欲しいな~ってなりました。そういうときに使えるのがこいつ!↓↓↓↓


↑↑↑↑水平線です。HTML編集画面で<hr />って書けば出せます。

水平線の"区切る威力"ってめちゃめちゃすごいです。なんせ記事を読む方向に対して垂直に棒があるわけですから、絶対に目に入ります。本州を陸路で縦断するときの兵庫県みたいな存在です。

 

あと、今さっきまさにやったんですけど、[文章][空行1行][文章][空行1行][文章]…を繰り返すとのっぺりした印象になるので、いい感じのところで空行2行を挟むことでメリハリが付いて見栄えが良くなります。のっぺりした印象は退屈になるので、そんなにやる気がなくても空行2行にしたり赤字にしたりしてます。

 

8. 定期的に「ここまでのまとめ」を入れる(こともある)

これです

ほどほどの長さの記事なら最後に1つでもいいんですが、オンゲキのやつは長かったので、定期的に「この章のまとめ」を入れています。

これはマジで重要です。本当に。

文章で説明されることは物事の細かい寄りのことであり、それだけから全体の流れや関係性を掴むのは難しいです。一つ引いた視点で、これまでのことを完結にまとめることで、読者の脳内情報が整理されます。

 

これがあるだけでかなり理解度が変わると思っています。

このことを体感したのはYouTubeで3Blue1Brownの動画を見ているときです。私は英弱なので日本語版しか見てないんですが、めちゃめちゃほしいタイミングで「少し複雑になってきたので一旦整理しましょう」を入れてくれます。

 

また、このプチまとめがあることで「今後も使う大事な情報が何か」がわかります。

文章を読むだけだと細かいことも覚えてしまい、重要な情報が埋もれてしまいます。「とりあえずこれだけわかっときゃ良い」というのを知らせるという意味でもこのプチまとめは大切です。

これはやりすぎ(この記事より)

 

9. 投稿前に読む・日を跨いでもう一度読む

誤字脱字や表現はもちろん、わかりにくくないか、無駄な文はないか、余白は適切かなどをチェックします。

 

また、OKだと思っても、寝て起きてからもう一度読みます。

文章に限らず絵や映像とかもそうなのですが、次の日に見ると結構印象が変わります。その印象は初見ユーザーの印象により近い(と思う)ので、そちらを大切にして修正なりなんなりします。

 

∞. さいごに

だいたいこんな感じでしょうかね。

これからも長い解説記事を書く…かはわかりませんが、まあ頑張っていきます。

細かいのだと、「箇条書きは神」「■や◯のあとに見出しを書くとなんかぽい」「CSSの知識はあったほうがいい」とかありますが、まあその辺は細かいのでいいや。

 

ちなみにアドカレに関してですが、この記事がメインです。この記事よりあとの記事は自由枠ってことなので、雑なやつもあります。ゆるして(MAS14+)。

それでは。

 

ボツネタ: 表記は統一しよう
(ボツ理由:ほぼ趣味レベルだった・自分が守れていなかった)

 

 

*1:ここの文章を実際にむやみやたらに強調して実感してもらおうと思ったのですが、マジでうるさかったのでやめました。

*2:これです